サビキで釣れているのにアジングでは釣れない。アジングを5年続けて分かってきたこと

サビキで釣れているのに、アジングでは釣れない経験、アジングをしている方なら一度はありますよね。かくいうthe co.もしょっちゅうサビキ釣りの方にボコられていますが、だんだんと分かってきたことを書いていきます。
※あくまでも個人の感想ですので話半分でお願いします。

サビキ釣りは釣れる、アジングは釣れないと思っていた

サビキでは釣れているのにアジングでは1匹も釣れないとう経験は過去に何度もあって、サビキには敵わないと思っていました。ですが、同じポイントでサビキ釣りの方がいない時はアジングで釣れることが多いことが分かり、何かがおかしいと思うようになったんです。

サビキ釣りをしている人が1人なら「いつものアジング」が成立することが多い

サビキ釣りをしている人が1人の場合は、いつものようにアジングをして釣れることが多く、サビキ釣りの方が複数人、または並んでいるような状況に入ってアジングをする場合は、釣れないことが多いんです。これはコマセが効いている(コマセの影響が出ている)か否かに関係しているのだと思います。

アジングとサビキ釣りの大きな違い

アジングとサビキ釣りでは、アプローチに大きな違いがあると気付きました。コマセは魚を寄せる力があり、かつ足止めをさせることもある程度可能なんです。一方のアジングはアジを寄せたり足止めさせたり出来ない代わりに、手返し良く広範囲に探ることができ、環境の理を積極的に利用して釣る釣法と言えます。そこでキーになってくるのが常夜灯です。魚を寄せ、足止めさせる効果はコマセとよく似ているんです。

常夜灯があってもコマセのパワーは凄い

常夜灯の集魚効果と、コマセによる集魚効果はどちらが強いのでしょうか。比較検証は出来ませんが、常夜灯下にコマセが投入されている場合、大なり小なり海中に変化が発生していると感じます。常夜灯の光によって形成されていた食物連鎖の生態系も、コマセが投入されることで分布に変化が生まれ、これまで釣れていたアジングのパターンでは釣れなくなったりします。「サビキで釣れているのにアジングでは釣れない」はコマセによって海中に変化が生まれているのに、その変化に上手く対応出来ていないのではないかと思うようになりました。

コマセが効いている状況下でのアジの行動パターン

いつも溜まるであろう場所でアジが当たらなくなったり、奇想天外な場所やレンジでヒットしたりします。コマセが効いた状況ではショートバイトになることが多く「こんなアタリとれるかーいっ!」って心の声がこだましますw
アジはコマセに合わせて移動していて、潮に流されたコマセを追って捕食しているのだと推測しています。

コマセが効いている場面でのアジングの対策

ここまでくればお察しではありますが「お隣さんのコマセの流れにワームを乗せる」が手っ取り早いです(笑)

ですが、お祭りしてしまったら迷惑をかけますし「サビキ釣りの方の隣でやる=混んでいて入るところがない」というケースの方が多いですよね。混んでいると投げる方向も立ち位置も一方通行になるので、原因が分かったとしてもやれることは変わらないみたいな。

肩を寄せ合うような状況でなければ、普段はキャストしないような位置にアプローチしたり、海底に沈んだコマセを狙ってボトムステイでやってみるのもアリだと思います。想像よりコマセの効果は強いので、影響がない範囲まで移動するか、コマセが溜まりそうな場所を探すイメージでやったほうが釣果につながる印象です。コマセの影響でいつものパターンとは違っている可能性が高いということは頭の片隅に置いておくと良いんじゃないかと。

the co.はコマセによる変化を確かめたくてサビキ釣りの方の近くに入ることもありますが、ずらっと並んでサビキ釣りをしているような場所なら尻尾を撒いて逃げます(笑)

いかがだったでしょうか。コマセの影響についてはまだまだ検証中の部分も多いですが、同様のシーンで模索しているアジンガーさんもいるのではないかと思い書いてみました。今後も検証を続け考え方に変化が生まれましたらブログに書き残しておきたいと思います。