2024年の水温から考察する
那珂湊定地水温のデータをグラフに置き換えたものです。
今年の最低水温は12.5度(2/24、3/6の2回)で、冬とは思えない温かさです。
茨城県沿岸は春先になると、黒潮と親潮がぶつかりあい、水温は毎年蓋を開けてみなければ分からない状況になるのですが、ここ数年は親潮の影響がかなり薄くなっているように見えます。
2012年から2024年までの12年間で、那珂湊の最低水温をグラフにまとめると以下のようになります。
最も低かった2014年と今年を比較すると、5.2度の差がありますので海洋生物にとっては大きな違いだと思います。2020年頃から、冬場でもアジが釣れていたので(the co.は寒いのでやってないw)、最低水温が10度ぐらいが年中釣れるか否かの目安になるのかもしれません。
温暖化の影響だと思いますが、千葉県の状況が、2〜3年後の茨城県北の状況に似てくると感じているので、来年〜再来年辺りは今より厳しいかもしれないと予想しています。
現在の茨城県北エリアでは、アジングが出来る場所が限定的なうえ、アジ自体の個体数も減少して、このエリアのアジングは生き残っていけるんでしょうかね?
ただ、釣りを続けているだけで、情報としてだけでなく、海の変化を肌で感じれる体験というのはそうそう得られるものではないと思うので、特別な経験をさせてもらっているなと個人的に感じています。