堤防際で春を感じた

強い南風が吹き抜ける堤防際、水面には木っ端が散らばっています。海中に意識を向ければ小さな稚魚たちの姿。アジングを始めてから、こんな光景を見るたびに「春が来た」と感じるようになりました。木々や植物が緑に色づき、無数の虫たちが宙を舞い、海の中も同じように騒がしくなってくると、自分も動き出したくなってウズウズしてきます。もうしばらく天気は不安定のようなので釣りに出れる日を楽しみに待つとしましょう。

2021年のアジング。未だ始動せず。

シーズンが終わってパタリと更新が途絶えてましたけど、暖かくなってきたのでアジングを再開しようと思ってます。

まずは春恒例の那珂湊定地水温のデータから。

今年は親潮が福島沿岸で停滞し、茨城沿岸は暖かい海のまま4月を迎えているようです。4月時点での水温も例年に比べ2〜4度程度高く、the co.がアジングを始めてから最も高い水温のまま春を迎えたことになります。11度を下回っていないのも驚きです。また、昨年同様に冬の期間中も水深のある場所では時期を問わずアジが釣れていたり、1月に大きな回遊があったなんて話も聞きましたので、茨城県北エリアもオールシーズンの釣りへと変化しているのかもしれません。

今年の個体数やサイズは現場を見ていないのでなんともですが、昨年同様にコンスタントにアジが釣れてくれることを期待しています。

一方で昨今の釣りブームで、竿を出しやすい場所は釣り人で一杯になることが予想されます。コンスタントにアジの数が期待できる場所は例外なく混雑しますので、今年も人が少ない場所を中心に散策して1匹のアジを追いかけるスタイルになるかなと思っています。とはいいつつ、たまには数を釣ってとれたてのアジを食べたい欲求もあるので、ポイント開拓なども視野に入れないと難しいかもしれないですね。

今シーズン初竿出しが出来たらまたブログで報告します。

アジングシーズン終了。今年も楽しい1年でした。

12月21日の夕マズメにご近所シャローでアジ調査に行ってきました。透き通った水はすっかり冬の海です。那珂湊の水温は11.8度で同日の水温を年ごとに比較してもかなり低い水温。ご近所シャローは更に低い10度。釣る気満々で挑みますが、小さなメバルが顔をだしてくれただけでアジの姿を確認することは出来ませんでした。

去年の12月21日にも同じ場所でアジングをしており、この日が2019年最後のアジとなっています。水温は13度台。今年は10度ですので、水温だけで比較するとかなり低いことが分かります。

茨城県北エリアとして見れば、場所によってはまだ釣れると思いますが、一般的にはシーズン終了と言ってよいかと思います。今年は仕事に追われる日々を過ごしていたため、調査が不十分となってしまったのは残念な点ですが、アジを釣るだけならどの場所でも狙う事ができ、坊主で帰ることがほとんどなかったので、アジ自体は当たり年だったんじゃないかと思います。

数年前の20〜25cmのアジが中心だった頃と比べると去年、今年は変わったと感じる点があります。

・サイズは基本的に豆
・釣りやすい場所で広範囲に狙え、ポイントが限定されていない
・低水温(16度以下)でも釣れる

これらの変化が何を意味しているのか、今後どのように変化していくのか、来シーズンの課題としておきます。

お疲れさまでした。

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