アジが見えるも口を使わず

シーズン終盤というのに、アジの動向が把握できていないので眠い目をこすりながら、サクッと調査に出かけました。

今回調査した場所はアジらしき魚影が目視でき、10cm満たない小さなアジから25cm前後の魚体までまばらながら遊泳中といった感じ。アベレージサイズの数匹の群を狙って何度もワームを通したんですが反応なし。もしかしたらアジじゃないのかもしれませんが「寝てんじゃないか?」と思ってしまうほど全く相手にされませんTT
実は以前に行った時も同様の現象で撃沈しています。僕の引き出しでは奴らに口を使わせることは無理そうなので、夕まずめなど餌を食うタイミングに狙うことで釣れるのかもしれない、なんて諦めがついてなかったりしますw

目視できる群れとは関係なしにアジを2匹ゲットして終了。

夕まずめに時々つれるサッパちゃん。小さい分アジより釣るのが難しかったりしますよね。

県北アジングも終盤。アジが抜けてしまったポイントも。

アベレージサイズのアジを求めてポイントを回ってみるも豆アジどころかアジそのものの反応がなくなってきて、いよいよシーズン終盤に差し掛かってき感じです。

常夜灯周辺でアジングをされている方をちらほら見かけますが、反応がないせいか足早に撤退されている様子。

納得のサイズではないですが、豆サイズが溜まっている場所を見つけ20匹ぐらい釣って足早に帰宅しました。アジが抜けてしまうと来シーズンまでお休みなので、捌いて冷凍しといて後日いただくことにします。

東風は釣れないの噂は本当?|第2回 卓上アジング講座

東風は釣れないという話を聞きたことはあるでしょうか?
調べてみたところ「西に低気圧があると東風が吹くため、海がシケたり荒れやすい。」という話らしくなるほどと思いました。このエリアで常夜灯アジングをしていると東風になることは少なく、風向きよりも風そのものが天敵だったりします。今日は風向きの話について気がついたことを書いていきます。

一般的な話として、春から南風が多くなり、冬にかけて北風が多くなりますよね。もしかしたら茨城県北エリア限定かもしれませんが、これ以外にも風向きが変わるファクターが存在しています。

それは陸地と海面の温度差によって生まれる第2の風です。春から夏にかけて東風が吹くようになり、夏から冬にかけて西風が吹くんです。図にしてみると以下の感じ。

春から夏にかけて、日中の気温が上がると海面付近の冷たい空気が陸側に流れ込みます。夕まずめに釣りをすると東風を感じることがありますが、夜は落ち着くことが多いので常夜灯アジングではあまり気にならないかもしれません。

秋から冬にかけて、夜になると陸の気温が一段と下がり、暖かい海側へと流れ込みます。10月頃から深夜に西風が吹くようになり、冬に近づくに従ってどんどん前倒しで風が吹くようになります。特に夜中0時頃までアジングをしているとこの風が曲者になり、釣りにならなくなることもあります。

東風ってきくと高石ともやのこの作品が頭をよぎります。ジャケもそうですが、作品もインパクトがあって「張子の虎」など一度聞くと頭から離れなくなります。

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