Solfiestaのワーム「日本の食卓」を巡る旅

Solfiestaの「日本の食卓」というワームをご存知でしょうか?
恐らく釣具店よりもホームセンターやディスカウントストアに無造作に置いてあることが多い叩き売り系のワームです。素材が非常に柔らかく、豆アジのフッキング率も良く、フグにも強くて安いという、なかなかの神アイテムなんです。

フグに強いワームといえばダイワの月下美人系がありますが

月下美人 > 日本の食卓 > 一般的なワーム

という感じで、ちょうど中間ぐらいの絶妙なポジションです。

1キャスト、1かじられになるとあっという間にワームが1パック毎度ありになってしまうので、お財布の上でもフグ対策は必須。見つけたらGETしようと企んでいたんですが、ワゴンセールでなんとなく買った商品なので詳しく覚えてなかったんです。

上:ピンテールロング シラウオ(ケイムラ)
下:ピンテールロング シラウオ

実はこのアイテム「ピンテール」と「ピンテールロング」の2種類があり、やっかいなことにカラーによって質感が違い、硬さやちぎれ易さが異なります。Made in China クオリティと言ってしまえばそれまでですが、質感の違いを把握して自分の釣りに昇華できる日本の食卓マスターを目指したいところ(笑)先ずは豆アジにドンピシャなピンテールロングの中で、柔らかくてフグに強いタイプの選別ですよね。

左:ピンテールロング シラウオ(ケイムラ)
右:ピンテールロング チャートグロウ(夜光)

近隣の釣具店は全滅だったので、ホームセンターなどの片隅にある釣り具コーナーを探して、ようやく手に入れたのが上記の2種類。2つを比較するとチャートグロウ(夜光)の方がだら下がり、柔らかいのがお分かりいただけると思います。

誤解のないよう念を押すと、日本の食卓のカラー(チェンジ)は一般的なワームと意味が異なり、あくまでも素材の質感を表現する記号である点にご注意くださいw

もしかしたらある時期に素材変更された可能性もありますが、別カラーも見つけ次第ご報告していきたいと思います。豆アジに最適なソフトさと、かじられにタフなカラーは一体どれなんだーっ!(笑)

カラー柔らかさかじられ強度
ピンクグロー
パールグロー
チャートグロー★★★★☆
シラウオ(ケイムラ)★★★☆☆
シラウオ
オキアミ
オキアミ(ケイムラ)★★★☆☆
  • ※2020/06/10 オキアミ(ケイムラ)を追加

台風直後の港調査

関東に台風が直撃。爪痕を残しながらも過ぎ去っていったので、さくっと近所の港を調査してきました。

港内は濁りがありアジングが出来る状況ではなかったのですが、既に数名の釣り人が。きっと同じように海が気になって竿を出しているんだろうなぁと勝手に親近感を抱きつつ、イシモチを狙ってキャスト。そうです、台風後の濁りとくればイシモチングですよ。とは言っても特別なことはしておらず、いつもより大きめのジグヘッドに34のオクトパスの白をつけてゆっくり巻いてくるだけ。

台風で避難してきた団体さん御一行には出会えませんでしたが、ボロボロになったイシモチがヒットしました。大型魚に狙われたわけではなく、台風で激流に流されたとか、産卵や縄張り争いで傷ついたとか、そんな傷に見えます。イシモチの生態について詳しくないため帰宅してネットで検索しましたが、釣り方についての情報はあっても生態についての詳しい記事は見つからずボロボロの理由は謎のままです。

陸では被害が出ていますが、あっという間に過ぎ去ったこともあり海の中はそれほど影響がなかったのかもしれません。数日でまたアジングができそうかなと思いました。

【ライン編】茨城県北15〜20cmのアジ対策

アジング用エステルラインはそれほど試していませんが、アジングマスター、アジの糸、アンバーコードを使用してきました。現在はアンバーコードを使っています。アンバーコードはS−PETとD-PETの2種類があり、S−PETはハリが強いタイプ、D-PETはしなかさがプラスされた感じです。

エステルラインには賛否あり、フロロがいいとか、ナイロンで十分とかいくつかの感想を目にしますが、僕的には今のところエステル一択です。何と言っても一番は感度。

20cm前後のアジなら0.2号(1.1lb)で十分で、強度面の不安より細いラインの快適性の方が勝ります。キャスト時の糸抜けがスムーズで飛距離も出やすく、風の影響も受けにくくなります。また0.5g前後のジグヘッドを使う場合には0.2号の恩恵をダイレクトに感じられると思います。0.2号を使うコツは、重いジグヘッド(1.5g以上)はフルキャストしないこと、また釣行後に2-3mカットしておくことでラインが切れるということはほぼありません。それとドラグも緩めにしておくのもポイント。重めのジグヘッドを使う場合や、30cmを超える外道が来る場合でもD-PETの0.25号を巻いておけば大丈夫な印象です。

エステルのトラブルは、向かい風の時や、重たいジグヘッドから軽いジグヘッドへ変えたときなどに起きやすい気がします。フルキャストするより8割程度の感触に止めておくとよいと思います。またラインは太くなるに従ってトラブルが発生しやすくなるのでなるので釣り場の状況と魚のサイズを把握して、不必要に太いラインを使わないのがベターです。

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