【ジグヘッド編】茨城県北15〜20cmのアジ対策

15〜20cmのアジは当たってもかかりにくかったり、巻き上げでポロリしてしまったり釣りにくいサイズですよね。より快適にスムーズに取り込むために僕がたどり着いた方法は道具に頼る作戦(笑)あれこれ試した結果、1軍入りしたアイテムを公開します。まずはジグヘッドから。今年の茨城県北エリアなら大概はこれで対応できると思います。

tictアジスタS
ヤリエアジ爆
ヤリエアジメバライダー
ヤリエアジメバアーミー
MAGBITEアジキラー 速
34ゼログラヘッド

tict アジスタS

ジグヘッドの基準。そう言い切りますw ジグヘッドの位置が分かりやすく、フッキング後に外れにくいのが一番のポイント。もうこの針さえあれば十分なんですが、唯一の欠点を挙げるなら錆びやすいこと。そしてあまりに出来が良すぎて浮気する気になれなかったことぐらいです。

ヤリエ アジ爆&アジメバライダー

ヤリエのアジ爆、アジメバライダーもアジスタに負けないぐらいいいです。メバルも視野に入れているせいかワイヤーが太めですが刺さりは良好。1つ注意点を挙げるならこの赤のカラーが目立つのか、フグにワームをかじられる確率が上がります。裏を返せばアジにも見えやすいとも言えるので、諸刃の剣かもしれません。剛性が高いので上顎にがっつりかかった時の感じも良いです。

ヤリエ アジメバアーミー

禁断のジグヘッド。どうしても取れないショートバイトやアジのサイズが小さい時に活躍するのがこのジグヘッド。誰も釣れてない状況でこっそりコイツに結び直して出し抜くやらしい使い方も可能です(笑)恐ろしい程かかりが良く外れにくいので、いざという時のために持っておくと良いです。短所はオモリが外れやすいこと、フッキング後に針を外すのが大変な時があり、アジを傷つけてしまうことがある点です。

MAGBITE アジキラー速

釣り友YOU君から教えてもらったもの。アジスタを超える針があるとすればこのジグヘッドです。アジスタが抵抗重視ならアジキラーは操作感重視。トゥイッチを入れたときのレスポンスの良さは爽快そのもので、ついつい余計に動かしたくなってしまいます(笑)更にバレにくさはアジスタ以上かもしれません。ゲイブもアジスタより若干幅広のせいか、小さなアジなどフッキングに持ち込めないこともあるのですが、一度かけたらほとんどバレません。アジキラーでアタると「コン」が「デン」っていう鈍い感触に変わるので、軽快なアタリを欲してる感触フェチには唯一のマイナスポイントかも(汗)

34 ゼログラヘッド

3個でお値段550円。別名ブルジョアジグヘッドw ジグヘッドの周りを浮力体でコーティングされていてフォール速度が遅くなり、操作感も分かりやすいのが特徴。表層でアジがパチャついてる時など、出来るだけ長く水面付近を漂わせたい時は最強の武器です。アタリは「コン」から「トン」って感じでこれまた独特な感触になります。基本動かさずに待っている釣りになるので、肩こり持ちの自分にはちと辛い時があります。

いかがだったでしょうか。他にもいいジグヘッドがあるかもしれませんが、今流通してるジグヘッドのほとんどはよくできていてどれを使っても釣れないことはまず無いと思います。また、ジグヘッドは単体での評価ではなく、組み合わせるワームとの相性も重要なのでワームの方もそのうち公開予定(仮)です。

9月上旬、茨城県北アジ調査

台風が迫っていますが、昨日もアジ調査へ行ってきました。風はなかったものの海は少し荒れはじめていて数日はアジングもお休みかなと思っています。

9月上旬のアジングですが、思ったより落ち着いてきた印象です。入れパクには出会わず、1匹1匹丁寧に釣っていくような感じ。去年も9・10月はアミパターン+居食いが多かったので今年も似た感じになりそうです。いたるところに湧いていたプランクトン・ベイトも減ってきたような。。。

那珂湊の水温を見ると23度前後をキープ。今年はどこでやってもアジに巡り会えるチャンスがあり、条件がよければ短時間でつ抜けも出来ます。サイズゆえの難しさもあり、これまでのアジングシーズンの中で一番面白いと感じます。

ボトムをネチネチ攻めてたらカスザメが釣れました。ほとんど引かずのっそりした感触。上から見ると軍事兵器やオーパーツに見えなくもないw

ジグ単の奥深さを感じた8月後半のアジング

8月後半のアジング。気分は夏真っ盛りですが、日が沈むのが早くなり夜は幾分涼しくなりました。アジの方は相変わらず安定して釣れる状況。時折アベレージサイズが混じるようになりました。

ここ最近通っているポイントは足場が高く潮の流れも複雑。アジは広範囲にいるので適当にやっていれば釣れてしまうものの、釣れちゃった感が否めません。ちょっとした風でも煽られるし、潮が急激に流れ出している部分もあり、右にキャストして待ち構えてたつもりがヒットしたら左から上がってくるみたいなこともしばしば(汗)何匹釣っても腑に落ちずにまた行ってしまいますw

サイズは20cm未満のものが多く移動も広範囲。活性だけは非常に高い。どの重さでも釣れるんですが、以下のような違いを感じています(この場所限定で)。

軽量ジグヘッド(1g以下)
・風と潮の影響をモロに受ける
・アタリは増えるものの風と潮の影響で取りにくい

重めのジグヘッド(1.5g前後)
・アタリは取りやすい反面アタリ自体が減る
・豆アジのせいかかかりが悪い

刻一刻と変化する状況の中でここまで最適な重さが変わる場所も珍しいですが、軽すぎるぐらいのジグヘッドで反応が良い理由は、アジが浮いている以外に、ベイトの流れ込みと関係しているのかもしれません。潮の流れに任せる=ベイトが流される場所に入りやすい。アジの居場所が特定できたタイミングで重いジグヘッドをダイレクトに投入してやろうと思っていますが、今の所上手くいかず。変化のファクターが多すぎるとジグ単で状況を把握するのはとても難しいです。

また、潮の影響か魚が暴れるので結構な頻度でポロリします。1つ1つのアタリは取れなくても、フッキングできた際にバレにくい大きめのジグヘッドにして釣っています。突進型のバイト(多分勢いよくジグヘッドが流されている為)や口周り付近のスレがかりも多いです。

先日釣ったヒラセイゴですが「丸スズキとは味が違う」とシーバス釣りになかなかいけない親父から称賛の言葉をいただきました(笑)前回も釣れてリリースしましたが、今年はヒラセイゴが沸いてる雰囲気です。

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