連日ぼちぼちアジングしてます

何年やってもたいした目標はなく、ただぼんやりしたいがためにアジングをする。
何かを掴むためではなくて、何かを手放したくてアジングに出かけているのかもしれない。
飲み屋街の赤ちょうちんに吸い込まれる日本のサラリーマンのように。

今日は1時間に4〜5匹のペース。全てリリースしてしまうので、傍から見れば生粋の釣り好きに見えるかもしれませんが、正直釣りがしたいのかどうかも本人はよく分かっていません。
そのくせ、釣れすぎて仕事っぽくなるのも嫌だし、釣れなすぎてもつまらないんですよね。1時間に数匹釣れるか釣れないかという場所は、平日なら釣り人も少なく、貸し切りになることもあるので、こういう場所がなんだかんだ落ち着きます。

釣れたら写真を撮ったり、アジバサミで掴もうとしてポロリした場合は写真は撮らずリリースたり、一応ブログのことも考えながら、なんとなく、ゆる〜く事が進む。豆サイズのばらしを減らすため、ドラグもゆる〜くセットしているので、20cm程度のアジが来るとドラグがどんどん出されて多少緊張感が出ます。

この子も20cmぐらいあるアベレージサイズの個体。頭の方からアジバサミで挟んでしまったので、写真を反転して載せていますが、背中に噛まれたような傷があります。体に傷を負った個体は結構見かけるんですが、大型のフィッシュイーターに狙われた跡なのかなと思っています。港内の奥まった場所に溜まっているアジに多い気がします。

深夜0時近くなると、アタリもほとんどなくなってきました。
沿岸にポツポツと並んだ建物の光をぼーっと眺めながら
「こんなところで自分、何やってんのかな」
なんて思いながら、この一時がまた最高だったりしますw
今日も一日おつかれさまでした。

2024年の水温から考察する

那珂湊定地水温のデータをグラフに置き換えたものです。
今年の最低水温は12.5度(2/24、3/6の2回)で、冬とは思えない温かさです。
茨城県沿岸は春先になると、黒潮と親潮がぶつかりあい、水温は毎年蓋を開けてみなければ分からない状況になるのですが、ここ数年は親潮の影響がかなり薄くなっているように見えます。

2012年から2024年までの12年間で、那珂湊の最低水温をグラフにまとめると以下のようになります。

最も低かった2014年と今年を比較すると、5.2度の差がありますので海洋生物にとっては大きな違いだと思います。2020年頃から、冬場でもアジが釣れていたので(the co.は寒いのでやってないw)、最低水温が10度ぐらいが年中釣れるか否かの目安になるのかもしれません。

温暖化の影響だと思いますが、千葉県の状況が、2〜3年後の茨城県北の状況に似てくると感じているので、来年〜再来年辺りは今より厳しいかもしれないと予想しています。

現在の茨城県北エリアでは、アジングが出来る場所が限定的なうえ、アジ自体の個体数も減少して、このエリアのアジングは生き残っていけるんでしょうかね?
ただ、釣りを続けているだけで、情報としてだけでなく、海の変化を肌で感じれる体験というのはそうそう得られるものではないと思うので、特別な経験をさせてもらっているなと個人的に感じています。

夕飯ついでのアジング

「夕飯用のアジングへ」なんて言えたらカッコいいんですけど、今日は時間もなかったので、スーパーで半額になったお弁当をゲットして、近くの釣り場をさくっと散策してきました。

6月7月は一旦アジが抜けて、釣れる場所と釣れない場所がはっきり分かれるイメージがあるんですが、この時期、近くの釣り場で釣れた記憶があまりないんですよね。

海をライトで照らしても、全然魚が見えないんですが、水面はプランクトンやアミが層になっているのか、どろっとキラビヤカに見えるので、ベイトやアジの小さな群れは入っているかもしれません。

シャロー付近に魚っぽい姿が見えたので、0.4gでスローに通すと

アジいたじゃないですか。
再度ねちっこく攻めると

2匹目をGET。
足元の表層で食ってくるので、釣り上げてすぐにポロリします。

アジングとしては正直楽しい拾い方とはいい難いですが、いつも人がいない場所なので仕事の息抜きに丁度いいですね。
時間がないけど、ちょっと息抜きしたい時はまた散策してきます。

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