15度台に入ってもかろうじてアジが釣れる

昨日に引き続き調査に行ってきました。夕方の時点で9度。風もあるので1時間もキャストすれば鼻水コースです。手始めにシャローの水温を測ると15度。濁りもずいぶん落ち着きましたが風下はゴミが溜まっている状況。もう少し暖かい時期なら好条件なはずですが、アジの姿はもちろん豆まきの大豆ぐらいのフグを数匹見かけただけで生命感が薄い。やっぱり16度というのは大きな分かれ目なのかも。

もう少し水深のある場所に移動して、再度水温チェック。目盛りは16度を微妙に下回っていて15.8度ぐらい。こっちの方が可能性がありそうなので常夜灯下の明暗付近をスローに誘っていると豆アジが姿を見せてくれました。3匹釣って寒さに逆らえず帰宅。

今年は紅葉が遅れ気味にやってきましたが、アジの方も抜ける時期が遅れているのかもしれません。

連日の雨で濁り発生。この場所もシーズン終了か?

ここ数日の雨。コンビニの買い物ついでにサクッと行っちゃうみたいな、お手軽なアジングを理想としている自分としては連日の雨で部屋にこもってYoutube見るぐらいしかやることがない(笑)

昨晩は雨こそ上がりましたが、海は荒れてしまって恐らくアジングは無理。低水温でアジが抜けた可能性もあります。個人的には水温16度を基準としていて、これ以下になるとほとんど釣れなくなり、釣れる場所は極めて限定的になるイメージです。とりあえず水温だけでも測ろうと思い、いやいや、もしもの可能性もふまえロッドとクーラーも念のため持参して出かけましたw

釣り場は蒸し暑く、霧が立ち込めている状況。気温は20度もあり防寒具を脱ぐ羽目に。海は濁りがヒドく釣りになりそうにありませんが日曜日ということもありどの常夜灯下にも人が入っている様子。周辺を何度かキャストしてみるも反応がないので、本日の目的、水温計を投入しました。

スマホのカメラをスタンバイし、抜き上げて急いで撮影。水温は16度。ブログ用に水温計の写真を何度か撮ろうとしたことがあるんですが、感度が良すぎるのか陸に上げるとみるみる温度が変化してしまい、実際の温度と写真上の温度がずれちゃうんですよね。今回はとりあえず成功。

現時点ではアジが残っている可能性があるので、この場所ももうワンチャン狙えるかもしれません。釣りに出かけたらまたブログで報告します。

今年豆アジばかり釣れるのは何故?|第3回 卓上アジング講座

茨城県北エリアは今シーズン豆アジが中心で10cm〜20cmぐらいの個体が多い印象でした。常夜灯通信とブログで謳ってることもあり、常夜灯下の調査に限られますが、茨城県北のアジは年々サイズが小さくなっていると感じています。

何故、茨城県北エリアの常夜灯下のアジは年々小型化しているんでしょうか?
アジングの伝道師こと34の家邊社長が興味深いお話しされていたので動画を貼っておきます。

ズバリ、アジが回遊しなくなった原因は絶対数の減少だと。明快な答えですよね。

茨城県北エリアでの体感としては、2014年あたりから徐々釣れなくなり、サイズも小型のものが増え、2017年〜2018年は最も釣れにくいシーズンだったと思います。それが今年になってどの堤防でも豆アジが釣れるような状況に変化した感じです。

サイズは小さいので食物連鎖の観点で見ると成魚の何倍もいて当然かもしれませんが、豆アジが多い理由についてはすっきりしない部分が残ります。

茨城県北エリアの沖や沿岸で例年以上に産卵し、その幼魚が沿岸に押し寄せていると仮定すると、大きいのは漁師さんが根こそぎ採っちゃったなんてことはないと思いますが、今シーズンの冬の水温が例年より暖かく、安定していたことが理由の一つに挙げられるんじゃないかと思っています。

まだシーズンは終わっていないかもしれませんが、来シーズンは成長した20cm〜25cm前後のアジが顔を見せてくれるのか、今シーズン同様豆サイズのままなのか、回遊そのものが減ってしまうのだけは勘弁してほしいですが、現時点では何とも言えない状況です。今の豆アジが成長して戻ってきてくれることを期待したいところですよね。

卓上アジング講座では、未だ明快な答えもメソッドも出てきてないですが、毎回すっきりしない謎についても引き続きブログに残していきたい思います。

次ページへ »