the co.の小場所散策

今回は小場所を散策してみることにしました。
アジングをしているといろんな魚達に出会うんですが、年を追うごとに出会う魚も微妙に違うんです。今、海の状況はどんな風に変化してきているのか気になるんですよね。


アジに限って言えば、年ごとの傾向は以下のものです(あくまでもthe co.個人のデータです)。
2015年 20〜25cmのアジが沢山釣れた年。
2016年 20〜25cmのアジがまあまあ釣れた年。
2017年 あまり釣れない年。
2018年 ほぼ釣れない年。
2019年 豆アジが釣れ出す。15cm〜20cm程度が中心。
2020年 豆アジフィーバー。15cmぐらいが中心。
2021年 豆アジ爆釣。15cm未満が中心。
2022年 ほぼアジングしてない年
2023年 ???

年を追うごとにサイズが小さくなっているんです。もちろんタイミングや場所によって20cm以上のアジや尺も上がることはありますが、何処でやっても20cm以上のアジが釣れた2015年頃に比べると状況は変わってしまったと感じるわけです。

千葉の房総の状況を見ていると、数年遅れで茨城県北にも似た傾向に変化している気がするんですよね。また、福島も数年遅れで茨城に似た状況が発生しているのではないかと推測しています。
いずれも肌感ですが、温暖化の影響なのか?と脳裏をよぎります。

そんなことを考えていることもあり、アジが釣れた試しがない場所も気になるんです。
もしかしたら何らかの変化が起きているかもしれないと想像が膨らむ。
アジングも人それぞれの楽しみ方がありますが、the co.はアジやどんな魚がいるかというサーチ能力が欲しい。
アジングが上手な人はこのサーチ能力も高いので、勉強になることばかりなんですが、釣果を求めていない点が本質的には異なるベクトルなので、たくさん釣りたい方はthe co.のブログはあまり参考にしないようお願いします(笑)

シーズン的な影響なのか、メバルを全く見かけませんでしたがようやく姿を確認できました。

未来のシーバス。幼稚園の子どもたちのように小さな個体が群れていて、果敢にアタックしてきます。

小場所の中で拾った唯一のアジ。まぐれといって良い状況です。

2021年6月中旬の茨城県北アジング。高確率で豆アジの数釣りが楽しめます。

6月に入ってもあちらこちらで良い釣果情報を聞き、また自分でも数釣りを満喫出来ているのでこの調子で今シーズンもアジングを楽しめそうな予感がします。釣れるのは基本豆アジですが、20cmを超える個体も限定的もしくは単発では釣果があるようです。the co.はまだお目にかかっていません。

再度カマスが釣れました。念のため豆アジ釣りに不要なシーガー1.5号をリーダーに使っていましたが、タモ入れと同時にラインブレイク。豆アジ用の軽量ジグヘッドなので、喉奥まで飲み込まれてしまいリーダーをガチガチに噛まれてしまうんですね。目測35cmぐらいあったので、こぐらいのサイズだと2号あったほうがいいのかもしれません。カマスはある程度群れで行動しているようで釣れる時は立て続けにヒットします。

久しぶりのチーバス。抜き上げでバチャバチャって暴れるのは大概この子です。体型からするとヒラではなさそうですが、斑点のないキレイな個体です。

豆アジが沢山釣れるので、もう一度豆用ジグヘッドを検証してみようと思い、とっかえひっかえ試しています。茨城県北エリアで最も釣れやすいであろう12〜15cmのアジを対象に、それぞれの特長がつかめてきたらブログでご報告いたします。

気温4度、水温12.5度の中、ここのアジも終了かと思いきや。。。

さぶさぶさぶいっ。この寒い中アジング?ご苦労さまです的な、遠目から眺める第三者になりそうでしたが「今日がシーズン最後の日かもしれない」という邪推がよぎり、とり憑かれたように防寒ジャンバーを着て近所のシャローに行ってきました。

水温は12.5度。過去のデータだと16度を下回ると釣れず、昨シーズンは13度台でシャローにアジが寄り付かなくなったので、この水温で釣れたら低水温記録更新です。とはいえ我々陸の生き物も4度の外気にさらされてますからね。手袋してても指がかじかんでくるので短時間の勝負です。

アジいましたー!釣れると寒さが消える神秘体験。釣り人あるあるです。

こんな水温でも豆っちがシャローを巡回しております。昨年もそうだったんですが、外気温が5度ぐらいになると魚の口が開かなくなるんですよね。がっつり吸い込まれた場合は指で口を開けてから針を外す必要が出てきます。

アゴにスレがかったクサフグ。シャクレルプラネットのお魚バージョンみたいですw
秋に大量発生した大豆みたいなフグもここまで成長しております。

どぅおん。セイゴ。小魚の多いシャローでは立派な肉食獣の雰囲気があります。潮回り、気温などが重なって一瞬の出来事でしたがまだアジはまだ浅瀬を回遊しているようです。昨日の雨の影響もあったと思いますが、シャローは外気の影響も受けやすく、一時的に水温が下がっているものの、少し深い場所ならまだ暖かい海が残っており、あるタイミングで餌を求めて突入してきているのかもしれません。

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