台風前後の釣りにドキワク

台風前後の釣りって全然違う魚種が釣れたり、爆釣したり変化が起きやすいタイミングですよね。
釣りをしてるのか、定点観測してるのか、よくわからないthe co.のアジングですが、こういった自然環境の変化を手軽に感じることが出来るのも、この釣りの魅力です。

いつもアジングをされている方はご存知だと思いますが、アジングと言ってもアジ以外の魚も釣れます。

例えばセイゴだったり

カマスだったり

ポイントや時期によって変化がありますが、同じ場所で何年も繰り返しやってみると様々な変化に気付くんですよね。

で、台風後に登場し始めたのが、このメアジ。

普段マアジを見ている人じゃないと、パット見違いが分かりにくいと思います。
茨城県北エリアでは2019年に初めて釣ったんですが、このメアジに出くわすケースが増えてきました。南洋性のアジと呼ばれていることから、マアジよりも温かい海域を中心に生息しているんじゃないかと思います。

今釣れてるサイズは小さいんですが、マアジにサバのエッセンスが配合されたような感じで、アジバサミでキャッチすると、サバと似たようにブルルルル〜って震えます。体色や模様もサバっぽい雰囲気があり、突発的な引きはメアジの方が強いように思います。

2024.9.16 追記
写真のアジはメアジではなくマルアジ(青アジ)かもしれません。

こちらはマアジ。いずれもサイズは小さめですが、マアジとメアジが交互に釣れてくる感じ。
常夜灯の明暗や、中層〜ボトムにはアベレージサイズのアジが隠れていたりするので、豆アジのパターンに飽きたら狙い所を変えて遊んでいます。
ただ、基本は豆アジ用のセットなので、30cmオーバーのチーバスなどはやっかいな相手です。釣れちゃったときはランディングネットを入れたり、抜けるサイズでも抜き上げ後にラインが切れることも多いので、ライン結び直して「やっぱ豆アジでいいや」って一人反省会をして、また豆アジに戻るみたいなことをしてますw

the co.の小場所散策

今回は小場所を散策してみることにしました。
アジングをしているといろんな魚達に出会うんですが、年を追うごとに出会う魚も微妙に違うんです。今、海の状況はどんな風に変化してきているのか気になるんですよね。


アジに限って言えば、年ごとの傾向は以下のものです(あくまでもthe co.個人のデータです)。
2015年 20〜25cmのアジが沢山釣れた年。
2016年 20〜25cmのアジがまあまあ釣れた年。
2017年 あまり釣れない年。
2018年 ほぼ釣れない年。
2019年 豆アジが釣れ出す。15cm〜20cm程度が中心。
2020年 豆アジフィーバー。15cmぐらいが中心。
2021年 豆アジ爆釣。15cm未満が中心。
2022年 ほぼアジングしてない年
2023年 ???

年を追うごとにサイズが小さくなっているんです。もちろんタイミングや場所によって20cm以上のアジや尺も上がることはありますが、何処でやっても20cm以上のアジが釣れた2015年頃に比べると状況は変わってしまったと感じるわけです。

千葉の房総の状況を見ていると、数年遅れで茨城県北にも似た傾向に変化している気がするんですよね。また、福島も数年遅れで茨城に似た状況が発生しているのではないかと推測しています。
いずれも肌感ですが、温暖化の影響なのか?と脳裏をよぎります。

そんなことを考えていることもあり、アジが釣れた試しがない場所も気になるんです。
もしかしたら何らかの変化が起きているかもしれないと想像が膨らむ。
アジングも人それぞれの楽しみ方がありますが、the co.はアジやどんな魚がいるかというサーチ能力が欲しい。
アジングが上手な人はこのサーチ能力も高いので、勉強になることばかりなんですが、釣果を求めていない点が本質的には異なるベクトルなので、たくさん釣りたい方はthe co.のブログはあまり参考にしないようお願いします(笑)

シーズン的な影響なのか、メバルを全く見かけませんでしたがようやく姿を確認できました。

未来のシーバス。幼稚園の子どもたちのように小さな個体が群れていて、果敢にアタックしてきます。

小場所の中で拾った唯一のアジ。まぐれといって良い状況です。

2021年6月中旬の茨城県北アジング。高確率で豆アジの数釣りが楽しめます。

6月に入ってもあちらこちらで良い釣果情報を聞き、また自分でも数釣りを満喫出来ているのでこの調子で今シーズンもアジングを楽しめそうな予感がします。釣れるのは基本豆アジですが、20cmを超える個体も限定的もしくは単発では釣果があるようです。the co.はまだお目にかかっていません。

再度カマスが釣れました。念のため豆アジ釣りに不要なシーガー1.5号をリーダーに使っていましたが、タモ入れと同時にラインブレイク。豆アジ用の軽量ジグヘッドなので、喉奥まで飲み込まれてしまいリーダーをガチガチに噛まれてしまうんですね。目測35cmぐらいあったので、こぐらいのサイズだと2号あったほうがいいのかもしれません。カマスはある程度群れで行動しているようで釣れる時は立て続けにヒットします。

久しぶりのチーバス。抜き上げでバチャバチャって暴れるのは大概この子です。体型からするとヒラではなさそうですが、斑点のないキレイな個体です。

豆アジが沢山釣れるので、もう一度豆用ジグヘッドを検証してみようと思い、とっかえひっかえ試しています。茨城県北エリアで最も釣れやすいであろう12〜15cmのアジを対象に、それぞれの特長がつかめてきたらブログでご報告いたします。

次ページへ »